キリシタン史

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Books

『子どものための教会史・長崎 まるちれす』 ★★

カトリック長崎大司教区長崎地区カテキスタ養成委員会編。「まるちれす」とは殉教者のこと。子ども向けのテキストなのでひらがなも多めだが、絵や写真が豊富なのはうれしい。あなどるなかれ、内容は高校の日本史教科書よりもはるかに詳細。迫害の歴史が延々と描かれるが、恨みがましさはなく、読後感も悪くない。四ッ谷のサンパウロで入手した。

H.チースリク 『キリシタン史考―キリシタン史の問題に答える』 聖母文庫Amazon.co.jp 楽天ブックス

キリシタンの歴史を語るには、単に歴史の専門家というだけでは不十分で、やはり信仰の問題が絡んでくる。例えば、当時の日本人信徒たちが、西洋から来たキリスト教をどれだけ理解していたのか、というのは気になるところだ。みんなが改宗するからと浅い理解のまま洗礼を受けると、迫害に遭ったときに信仰を棄ててしまいそうな気がするが、隠れ切支丹として信仰を守り抜いた地域は集団改宗が行われたところである、との指摘は興味深い。聖母文庫の中では厚めだが、なかなか読みやすい本だった。

フーベルト・チースリク 『フランシスコ・ザビエル 希望の軌跡』 女子パウロ会Amazon.co.jp

16世紀に日本に宣教に来たイエズス会士、聖フランシスコ・ザビエル Saint Francisco Xavier の生涯を、豊富な写真とともに概観できる小冊子。

ピーター・ミルワード 『ザビエルの見た日本』 講談社学術文庫 ★★ Amazon.co.jp

聖フランシスコ・ザビエルが日本人および日本での宣教について書きつづった手紙を紹介した後に、現代のイエズス会士である著者が自分の体験を交えて、その日本人論を考察する。

ルイス・フロイス 『ヨーロッパ文化と日本文化』 岩波文庫Amazon.co.jp

宣教のため来日したイエズス会士フロイスが、ヨーロッパと日本の文化を比較して、端的に書き連ねたもの。挿し絵と注釈が付いている。宗教に関することは、全十四章の中でも、第四章の「坊主ならびにその風習に関すること」と第五章の「寺院、聖像およびその宗教の信仰に関すること」だけである。だが、裏を返せば、フロイスが日本のありとあらゆる風俗に関心を持っていたということでもある。

香西秀信 『論争と「詭弁」―レトリックのための弁明』 丸善ライブラリーAmazon.co.jp

レトリックの題材としてではあるが、フロイス、ロレンソと日乗上人との論争を第3章で紹介している。

『長崎版 どちりな きりしたん』 岩波文庫Amazon.co.jp

「どちりなきりしたん」とは、日本人キリシタンのために1600年前後に印刷されたカトリック要理である。当時の日本語に適当な訳が見当たらなかった語については、ラテン語やポルトガル語をそのまま用いており、大罪を「モルタルとが」などと複合語にしているのも見受けられる。また、その一覧が「洋語略解」として巻末に付けられている。

CDs

「合唱名曲コレクション(43)男声合唱組曲「御誦(ORASHO)」」 ★★

3番目の組曲「御誦」は、隠れキリシタンの御誦(おらしょ)を題材に、大島ミチルが作曲したもの。「ガラサ道」「アヴェ・マリア」「蓑踊」「獅子の泣き唄」「御誦」の5曲からなる。北村協一指揮、AROUND SINGERS の演奏。 Amazon.co.jp

P.S. 楽譜も販売されている。

Links

長崎の教会

長崎のカトリック教会を写真付きで紹介。五島の教会も本土に負けじと立派である。

日本二十六聖人記念館ホーム・ページ

長崎にある日本二十六聖人記念館。二十六聖人記念碑がある。(日・英・西・韓)

Quotes

日本の教会は,たくさんのまるちれすの血の上に建てられた教会です。 ― ヨハネ・パウロ2世


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日本で最初にバナナを食べたのは織田信長で、それはルイス・フロイスが献上したものだそうだ。


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