記事一覧

トップ > カトリック教会 > 第二ヴァティカン公会議 > 反正平協のカトリック信徒はどこまで反共か

反正平協のカトリック信徒はどこまで反共か

第二ヴァティカン公会議は、ロシア革命後初めての公会議であるばかりでなく、東欧や東アジアに共産主義国家が次々と誕生して間もない時期に行われた。いわゆる「冷戦」の時代である。

このような時代背景を考えれば、共産主義の問題を話し合い、これを断罪するというのは、この公会議が開かれる第一の理由であってもいいくらいのものだ。実際に、司教たちから共産主義を排斥するための文書を起草するよう求める声が挙がり、数百名分の署名を提出している。

しかし、この署名は無視され、無かったことにされた。どのような勢力が公会議をリードしていたかが垣間見える話ではないか。詳しい顛末はルフェーブル大司教の伝記(聖ピオ十世会創立者の伝記 12.3.7.共産主義を排斥しなければならないという要求)を参照されたい。

この記事が反正平協のカトリック信徒の目に触れるのは何ヶ月後か何年後か知らないが、この事実を知ってもなお第二ヴァティカン公会議に疑念を抱かないとすれば、反正平協を気取ってはいてもさほど反共ではないのだろう。

コメント一覧