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Kの悲劇

カトリック信徒なら、ミサ通常文の Kyrie が実はラテン語ではなくてギリシア語であることはご存じであろう。

それは、ラテン語のミサにおいてすら訳されることなかった、元の言葉が尊重された、ということでもある。

ところが、国語化されたミサ典書にはこの態度は見られず、どこの言語でもギリシア語は保持されていないようだ。

しかも、Kyrie eleison. Christe eleison. Kyrie eleison. は、それぞれ3回ずつ唱えられていたのに、新しいミサでは2度ずつに削られている。

もしかすると信仰の内容を変えるほどの違いではないのかも知れない。しかし、何か意図があったのではないかと思わずにはいられない。

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