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御聖体を跪いて口で受けたいと望む信徒に

カトリック信徒の中に、「御聖体を跪いて口で受けたい」という人たちがいる。手による拝領がごく普通のこととなり、そのように受け止めている信徒が多い中、伝統的なやり方を望む信徒たちがまだいるということは、とても喜ばしいことである。

しかし、「御聖体を跪いて口で受けたい」という表現には穴がある。それは、「他の信徒が手で受けようとも」という解釈を許してしまう、ということである。実際、一部の信徒はそのように思っているフシがある。

或いはそうではなく、理想としては全ての信徒が跪いて舌に受けるべきだと思っている信徒もいるだろう。

それでも、この表現しか知らず、この表現に満足し、この表現に留まっている限り、拝領のあり方を改善する方向に進むことはないだろう。もしも何かを変えたいと望むならば、何か別の表現を獲得することを提案する。また、手による拝領を許しまた望む司祭や信徒との交わりを考え直すことも検討した方がよいだろう。

related page(s) カトリック典礼

第2回小泉訪朝から5年

小泉総理大臣(当時)が2度目に北朝鮮を訪問してから今日で5年となる。「もう5年」でも「まだ5年」でもなく、どういうわけかこれに限っては私の実感とほぼ合致している。

さて、この訪朝は、確かに先に帰国した拉致被害者の家族8人の来日につながった。このことを評価しない者はいないはずである。

だが、何よりも、被害者家族が最も気にかけていたこと、すなわち一度は死亡と通告された被害者たちの安否について、何一つ情報がもたらされなかったのは評価できない。残されたのは、期限も切られていなければ、誠実な回答すら期待もできない調査の約束だけではないか。さらに、食料援助だけでなく、条件付きながら経済制裁をしないことを約束するに至っては、評価以前の問題である。

以来、この第2回訪朝に関して、この評価をいくらかでも修正できるような事情とか説明といったようなものを、一切聞いたことがない。逆に、拉致問題の幕引きを計ったと考える方がしっくりくるほどである。

related page(s) 北朝鮮拉致問題

誰のための署名活動か

今月は、拉致問題を考える川口の会、中でも拉致被害者と特定失踪者の家族が大忙しである。月に1度の署名活動だけでなく、別の団体が主催する街頭活動に、既に3度も応援に駆けつけているのだ。

家族の方々は、これらの活動について、川口の会の中で積極的にアナウンスすることはない。一般のボランティアに過度な負担をかけまいという配慮からである。結果として、応援に行くのは家族とごく一部のボランティア、ということになる。

だが、そうして川口の会から被害者家族を含む数名が、わざわざ活動場所までやって来るにも関わらず、見返りは無いに等しい。つまり、それらの団体からは、「お返しに」「たまには」と川口に来て署名活動を手伝う者がほとんどいないのである。

拉致被害者の家族を応援するはずの人たちが、逆に自分たちを応援させ、しかもそのアンバランスを是正しようともしない。こんな状態がいつまで続くのであろうか。

related page(s) 署名活動

「ダ・ヴィンチ・コード」で思い出すこと

今晩、映画「ダ・ヴィンチ・コード」がテレビで放映されるそうだ。この作品に対するカトリック教会の態度とは無関係に興味がなく、視聴する予定もないのだが、思い出したことがあるので記しておきたい。

以前、ある信徒がこの原作を翻訳で読んで、他の信徒のみならず司祭にまで奨めていた。信仰の役には立たないだろうし、他に読むべき本があるだろう、と切り捨てたのだが、とにかく面白いからと言って退かなかった。

その後、映画が日本で上映され、教会からの非難が周知のものとなった頃、例の信徒がぱったりと姿を見せなくなった。その理由はこの件と関係があるのかも知れないが、断定するほどの情報はない。今頃はどうしているだろうかと、全く無関心ではないという程度でしかないのだが、一応気にかけてはいる。

related page(s) カトリック映画

トリエント・ミサを捧げるためのDVDを無料進呈

聖ピオ十世会では、トリエント・ミサ普及のために司祭用の解説DVDを完成し、既に欧米で配付しているが、アジア管区においても、日本語を含むアジアの諸言語の音声を追加したものを製作した。

このほど、このDVDの申込フォームが公開された。対象はアジア在住の司教・司祭・神学生である。興味のありそうな司祭がいたら、アドレスを知らせてあげてほしい。

一方で、伝統的ミサに憧れながらも聖ピオ十世会とは一線を画す、という立場も根強くあるに違いない。そういう人たちは残念ながら、別ルートでの模索がしばらく続くであろう。

というのも、私の知る限りでは、エクレジア・デイ委員会傘下の伝統派修道会で、東アジアに展開しているところは、殆ど無いかあったとしても規模が小さい。

従って、現段階では、例えば聖ペトロ会から月に1度でも司祭が派遣されてくるどころか、日本語音声または字幕入りのDVDがここ数年のうちに出るということすら考えにくい。できるとしたら、どこかのカトリック出版社が日本語版を手がけるよう祈ることくらいだろうか。

3度目となるロザリオの十字軍

聖ピオ十世会総長のフェレー司教から、新たなロザリオの十字軍を始めることが発表され、今月1日から始まっている。来年の3月までにロザリオ1200万環の霊的花束を捧げる予定だ。

今回の意向は、教義についての聖座との話し合いが上手く行くように、また、ファティマに現れた聖母が望んだ通りにロシアの奉献が行われるように、というものである。

この霊的花束を記録するシート(PDFファイル)が、Bishop Fellay Calls for New Rosary Crusade という記事のページからダウンロードできる。単なる升目にすぎないのだが、自作する手間を考えたら手っ取り早くていいだろう。

related page(s) 聖ピオ十世会

あのクリストファー・フェラーラ氏が来日

昨日のことだが、Fatima Crusader や Remnant への寄稿などで知られる、クリストファー・フェラーラ氏を成田空港で出迎えた。聖ピオ十世会アジア管区長のクチュール神父様の招きにより、明日から秋田への巡礼に参加するため、早めに来日したのだ。

フェラーラ氏はアメリカからの長旅で疲れ気味であったが、これからもう一つ小旅行があることを伝えなければならなかった。このことは予想外だったらしく、とても驚いていた。言うまでもなく、成田から東京までの移動である。

スカイライナーで移動し、ようやくホテルに着くと、部屋で横になるとのことだったので、フロントでお別れした。もっと時間があればいろいろ訊いてみたいこともあったのだが、そこまでには至らなかったのが少し残念である。

さて、フェラーラ氏が今度の巡礼のことを、後に記事や講演で発表したならば、英語圏の多くのカトリック信徒の知るところとなるだろう。内容次第では来年度以降の巡礼に加わる人が増えるかも知れないと、まだ巡礼も始まらないうちから楽しみにしている。

コメント一覧

A FOX URL (05/07 08:19) 編集・削除

お出迎えご苦労様でした。

とてもすばらしい講演会となりました。
クリストファー氏はとても聡明な方でした。
帰りは信者の皆様ともかなり打ち解けていらっしゃり
記念写真をとったり質問にお答えになったり
お疲れの中、素敵な笑顔で対応してくださいました。
信者の方々から来年も是非巡礼にいらしてくださいとお願いされていました。

来年は、さらに大きな巡礼となることでしょう。

A FOX URL (04/27 23:43) 編集・削除

今年もやってきました秋田聖体奉仕会巡礼

参加人数
外国からの参加も含め32人越えました。
まだまだ、ゆとりがあります。
2日目から参加もできます。
帰りの新幹線も良い時間帯の券がなくっていますので
お早めに購入してください。

スケジュールは、A FOXのブログにアップしています。

A FOX (04/28 08:24) 編集・削除

追加です。
4月27日有効期限が過ぎましたので
巡礼募集は締め切りました。
ありがとうございました。