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ミサ典書から閉め出された諸聖人

トリエント・ミサの式次第を注意深く読むならば、聖人(天使も含む)の名がこれでもか、というほど列挙されていることに気がつくだろう。例えば、コムニカンテスの共通部分は次のような具合である。

聖なる一致において、われらは、先ず、わが神なる主、イエズス・キリストの御母、終生童貞なる光栄のマリアの記念を、つつしんで行い奉る。また、その浄配聖ヨゼフ、主の聖なる使徒、殉教者、ペトロとパウロ、アンドレア、ヤコボ、ヨハネ、トマ、ヤコボ、フィリッポ、バルトロメオ、マテオ、シモンとタデオ、更に、リノ、クレト、クレメンテ、シクスト、コルネリオ、チプリアノ、ラウレンツィオ、クリソゴノ、ヨハネとパウロ、コスマとダミアノ、および、すべて主の聖人らの記念を行い奉る。願わくは、かれらの功徳ととりなしとによって、われらに、御保護の助力を与え給わんことを。同じわれらの主、キリストによりて。アメン。

一方、ノヴスオルド・ミサでは、告白の祈りと信仰宣言の中で聖母マリアの名を唱える程度で、他は覚えがない。ただ、もう何年も遠ざかっていて(唯一の例外は結婚式であった)、記憶にないだけかも知れないので、正確を期すため『キリストと我等のミサ』という小冊子を久々に手に取って調べてみた。

そこで判ったのは、第一奉献文を使わない限り、ミサ全体を通じて、聖母以外の聖人の名はまず出てこない、ということである。また大天使聖ミカエルへの祈りを含む「聖会のための祈」も唱えられなくなっている(大天使聖ミカエルの祝日に思う参照)。このことは、聖人崇敬を認めないプロテスタントに迎合したという以外に、どのような説明があるというのだろうか。

拉致問題を考える川口の会からの退会を考える

この間の日曜日、総選挙後最初の署名活動があり、続いて全体ミーティングが行われた。そこでは、やはりと言うべきか、民主党政権下での拉致被害者救出運動の先行きを不安視する声が会員から挙がった。

ちょうど川口市民の集いで回収したアンケートの集計結果も出たところなので、この機会に活動方針の抜本的な見直し、特に救出へのシナリオ作りをすることを提案し、幹事会を開くよう求めた。

しかし、結局はうやむやにされ、幹事会の日程どころか開催そのものも決まらなかった。もう少し要求を続けてみようとは思うが、こんな大事なことさえ話し合う気がなくて、どうして活動が続けられようか。そろそろ見切りをつけるときなのかも知れない。

related page(s) 北朝鮮拉致問題

コメント一覧

埼玉の夜叉 (09/12 10:41) 編集・削除

こちらからは、はじめまして。

あなたとの出会いから思い出しています。飯田橋の事務所でしたね。
本当に一所懸命にこの問題解決を願い、取り組んでこられたあなたです。
これまでの川口の会への貢献も多大なものがありました。
あなた無しではここまで来られませんでしたでしょう。

「政権も変わった、どうなるかわからない」と不安を口にするだけではなにも動きません。関わった私たちが賢くならなければならないのでしょう。

私利追求をしているのではありません。皆さまを説得できますようにと祈ります。

北朝鮮で泣いている人たちの笑顔を見たいだけ。墓場での再会はゴメンですから。

オレだよオレ、オレオレ (09/14 15:44) 編集・削除

リボン作るやつまで出て行って(と言えばオレが誰だか分かるでしょ)、その上PCの専門家まで居なくなったら、川口の会は人がいいだけが取り得の、ただの老人
ホーム一歩手前の集団になってしまいますぞ。
もう少し考えなはれ。

もりた (09/15 03:02) 編集・削除

 ○○さん、今晩は。
 
○○さんが、どのような経緯で拉致問題に関わってこられたかとかは存じません。しかし、この3ヶ月ご一緒させて頂いて、表面的にも目に見えない所でも川口の会の活動に対するあなたの寄与度が非常に大きいことは私でもわかります。
 また、拉致被害者や特定失踪者の帰国を真に願う○○さんの強い思いも、なんとなくですが判ります。
 
 私としては、川口の会に残っていただきたいと思います。また、もしお辞めになるにしても、もう一度、会の人とお話をしていただきたいと願います。
 
 真夜中に失礼しましました。

海風 URL (09/18 14:46) 編集・削除

はじめまして。
ぼくも飯田橋の事務所に行ったことがあります。増元さんが立候補した先の参院選の、ポスターの、急遽追加のテープの束を、受け取って、選挙戦最終日に、炎天下、それを数箇所点在する各区域の選管事務所で立て看板の地図を貰い、後は時間ぎりぎりまで、それを配布することでした。
その結果は、ご承知の通りです。
今回、政権交代という、誰もが異口同音の、歴史的転換において、抱える問題の多様さ、国民の血税の配分の行方など、気疲れはしますね。
あなたの日記は、かなり以前から勝手にリンクさせてもらってましたので、この極めて政治的な夏に、その結果、どう反応するか、リンクの他ブログ共々、巡回して、ここに至りました。
地元ですか、川口の集会に、この数年、かくも尽力係わっているとは、知りませんでした。
でも、藤田さんの件にしろ、親戚の人が複数など、尋常ではないです。
未解決に依然変わりはない。
こちらは、会に所属しないスタンスで当初から、ですから。話にまとまり無くて、ご容赦。

オレの正体 (09/19 01:05) 編集・削除

いろいろゴタゴタが続き、やる気が失せていた所でし
たが、政権交代に際して、今後の運動方針も示さない
、『救う会埼玉』を始めとした単なる集会屋と化した
『全国協』の自堕落を見るに、返って彼等と距離を
置いている我々の独自な取り組みが必要であると、
思い直した次第です。
会の方からも慰留され、先日からリボンの製作を再開
致しました。
大兄もご一考の上、気を取り直して頂きたくよろしく
お願い申し上げます

管理人 (09/20 18:13) 編集・削除

多くの方々からコメントをいただいて大変有り難く思っております。ただ、こちらも理由があって退会を考えている訳ですから、その理由がどうにかならないことには、考えを改めようがありません。今のところそういう材料もありません。残念ながら。

平和を求めるミサだけでなく

昨日、カトリックアクション同志会主催の荘厳司教ミサの案内ハガキが届いた。見ると「平和と正義を求めて」というサブタイトルがある。これは正平協に対する当て付けと思われるが、それはそれでいい。

しかし、どの部分で正平協との差別化を図っているかと言えば、これといって見あたらない。平和祈願のミサならば、正平協でも行っているはずである。

ハガキという限られたスペースでは、十分に表現できなかったこともあるだろう。ただ、文面から知りうる限りでは、4年前に書いた司教団批判(ロシアの奉献を求める署名運動)が、このミサの主催者側についても言えてしまうのである。