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司祭の手

昔々、味噌のテレビコマーシャルで「ママの手は魔法の手」という歌が流れていた。料理も裁縫もできる母親の手を、小さな子どもが驚きと尊敬の念とをもって「魔法の手」と呼ぶ、という内容だ。どうせ大人が書いた歌詞ではあろうけれども。

さて、カトリック信徒にとって司祭の手とはいかなるものであろうか。

司祭叙階式において、受階者の両手は司教から聖香油を塗られて聖別される。そして初めて、パテナとカリスとに触れるのである(Priests for Tomorrow - Part 6 参照)。

また、どこでも行われているわけではないが、叙階直後の司祭の手から祝福を受け、その手にキスをする習慣もある(Priests for Tomorrow - Part 7 参照)。

しかしながら、司祭の聖なる手を相対的に貶める行為がカトリック教会に蔓延している。それは、手による御聖体拝領である。

そのようにして、聖別されてもいない手で御聖体をペタペタペタペタペタペタペタペタ触る信徒が、司祭の手を特別なものとして見るはずはないのである。

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