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第2回小泉訪朝から5年

小泉総理大臣(当時)が2度目に北朝鮮を訪問してから今日で5年となる。「もう5年」でも「まだ5年」でもなく、どういうわけかこれに限っては私の実感とほぼ合致している。

さて、この訪朝は、確かに先に帰国した拉致被害者の家族8人の来日につながった。このことを評価しない者はいないはずである。

だが、何よりも、被害者家族が最も気にかけていたこと、すなわち一度は死亡と通告された被害者たちの安否について、何一つ情報がもたらされなかったのは評価できない。残されたのは、期限も切られていなければ、誠実な回答すら期待もできない調査の約束だけではないか。さらに、食料援助だけでなく、条件付きながら経済制裁をしないことを約束するに至っては、評価以前の問題である。

以来、この第2回訪朝に関して、この評価をいくらかでも修正できるような事情とか説明といったようなものを、一切聞いたことがない。逆に、拉致問題の幕引きを計ったと考える方がしっくりくるほどである。

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誰のための署名活動か

今月は、拉致問題を考える川口の会、中でも拉致被害者と特定失踪者の家族が大忙しである。月に1度の署名活動だけでなく、別の団体が主催する街頭活動に、既に3度も応援に駆けつけているのだ。

家族の方々は、これらの活動について、川口の会の中で積極的にアナウンスすることはない。一般のボランティアに過度な負担をかけまいという配慮からである。結果として、応援に行くのは家族とごく一部のボランティア、ということになる。

だが、そうして川口の会から被害者家族を含む数名が、わざわざ活動場所までやって来るにも関わらず、見返りは無いに等しい。つまり、それらの団体からは、「お返しに」「たまには」と川口に来て署名活動を手伝う者がほとんどいないのである。

拉致被害者の家族を応援するはずの人たちが、逆に自分たちを応援させ、しかもそのアンバランスを是正しようともしない。こんな状態がいつまで続くのであろうか。

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「元死刑囚」は評判が悪かった

先日、金賢姫のことを「元死刑囚」と表記したが、どうもこの言い方は評判が悪いようである。「救う会」副会長の島田洋一氏は、二度も(おかしな肩書―金賢姫「元死刑囚」及び主流メディアより意識の高い「麻生メールマガジン」)ブログで取り上げていたほどである。厳しい人は厳しい。

その一方で私がなぜ「元死刑囚」を選択したかと言えば、恐らく直前に見ていたマスメディアの使った表現を、そのまま用いたからだと思われる。他には、死刑判決を逃れたおかげで今回の面会が実現したという思いもあっただろう。もちろん、「元工作員」でも構わなかった。不用意だったかも知れないが、とにかく他意がなかったのは確かである。

もっとも、指摘している島田氏の方も、面会の翌日の酒の席で話題になったとのことだから、それほど敏感に反応したという訳ではなさそうである。

金賢姫元死刑囚との面会へ

いよいよ明日、北朝鮮に拉致された田口八重子さんの家族が、金賢姫元死刑囚と面会をすることとなった。拉致問題を考える川口の会を通じ支援してきた者として、とりあえずは嬉しく思う。

さて、『母が拉致された時 僕はまだ1歳だった』というコミックによれば、長男の耕一郎さんは、母のことを知りたいと、2003年に金賢姫宛に手紙を書いたものの、2006年の時点では返事を受け取っていないそうである。恐らく現在でも音沙汰は無いと思われる。そういう事情を考えると、手紙から面会へと形式こそ変わったが、これで長年の望みが叶うと言ってもよいだろう。

だが、もしかすると、この面会には思ったほどの時間が与えられないかも知れない。他の被害者の情報までは得られないかも知れない。マスコミにはすぐに話せないこともあるかも知れない。いろいろ心配はあるが、少なくとも家族にとって有意義な時間となることを望むものである。

今月の署名活動にて

この間の日曜日、拉致問題を考える川口の会の署名活動に参加した。1月の活動日には日本にいなかったため、これが今年初めての参加となった。

その日、「珍しい人が来ている」と聞かされ、紹介を受けたのは、特定失踪者藤田進さんの弟さんであった。体調不良のため長らく活動から遠ざかっていたが、今月から完全復帰するとのことだった。

これはこれで喜ばしいことだ。だが一方で、失踪者の家族と知り合うということに、幾分かの重みを感じざるを得なかったのも確かである。これからどのような協力ができるだろうか。

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拉致問題と政府と国民

今日は横田めぐみさんが拉致されて31年目となる日である。また、この日、拉致被害者市川修一さんの母トミさんが、息子と再会することがかなわないまま亡くなった。

今日にも明日にも、各方面から政府は何をしているのだ、という反応が出てくるだろう。しかし、このセリフを言う資格のある人もいれば、ない人もいるはずだ。そこは注意深く観察しておきたい。

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もう一人の藤田さんも「拉致濃厚」に

最近、特定失踪者調査会が、新たに「拉致濃厚」として32人を1000番台リストに追加した。その中に藤田慎さんの名前があった。特定失踪者藤田進さんのおじにあたるそうだ。

藤田さんらの親族とは、拉致問題を考える川口の会でいつも一緒に活動しているのだが、進さんの他にもう一人失踪者がいるという話は聞いた覚えがない。よく考えてみるとかすかに聞いたような気がしないでもないが、そうだとしてもすっかり忘れてしまっていたので、この発表には驚いている。

この件を今度の署名活動に反映させようにも、もう明日のことであり、そう時間はない。できるだけのことはしたいと思うのだが。

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麻生内閣誕生と拉致問題

昨日、麻生太郎議員が内閣総理大臣に指名され、早速組閣が行われた。拉致問題という視点から見ると、官房長官が担当となり、中山恭子議員が外れた。家族会はそのことで失望しているようである。彼女が精神的な支えになっていたことを考えると、その心情はよく理解できる。

しかしながら、拉致被害者家族の支援者としては、福田内閣などというものを経験し、小沢内閣の可能性さえ否定できない現在、内閣の顔ぶれで一喜一憂している場合ではない。誰が首相になろうが、誰が拉致問題担当になろうが、国民が声を上げ力を合わせて国を動かしていくという意気込みこそ必要である。

藤田進さんが忘れられてしまわないように

日本人拉致被害者が写っていると思われる写真が北朝鮮から流れ、特定失踪者の藤田進さんと同一人物である可能性が高いと鑑定された、と特定失踪者調査会が発表してから、今日で丸4年になる。

ご存じの通り、その後何の進展もなく、世間の人々からも忘れ去られているように思える。「あの写真の人」を思い出してもらうためにも、署名活動における演出を考え直さなければいけないだろう。しかし、明日の活動には到底間に合わないのが心苦しい。

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コメント一覧

マルガリータ Eメール (08/14 09:25) 編集・削除

私の後輩も、特定失踪者に入っていますが、拉致されたのはかなり濃厚です。これほど騒がれている拉致被害者も切り捨てられようとしている中で、特定失踪者は・・・
歯がゆい、情けない限りです。ことあるごとに、官邸に意見メールを入れているのですが。

管理人 (08/14 23:32) 編集・削除

はじめまして。書き込みありがとうございます。

それぞれの特定失踪者の真実を明らかにするためには、北朝鮮側に全てを白状させる以外にないわけですが、その方向に進む気配が全くありません。本当に苦しい戦いだと感じています。

有楽町で署名活動を応援

今日は夕方から有楽町で、拉致被害者を救うための署名活動に参加してきた。実のところ、応援を頼まれたことはあっても、応援に来てもらった覚えのないグループの主催だったので、気持ちよく応じたわけではない。しかし、先月の市民集会に出演していただいた家族会の増元俊子さん経由の依頼なので、義理はしっかりと果たしてきた。

それにしても、次回の署名活動の日時は特に告げられなかったが、定期的な活動にする意向はないのだろうか。余所のグループのことながら、少し気にかかる。

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