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クイズ番組への不満

昔からクイズ番組は好きである。その魅力は、問題を解く面白さと、回答者を応援する面白さにあると思っている。ただ、最近変わったと思うのは、視聴者参加型の番組がほとんど姿を消してしまったことである。かつてあった「クイズ王」という称号も、今では死語となっている。

その視聴者の代わりに回答者となったのは、芸能人たちである。会場に集めて手間暇かけて選抜した、ちょっとばかりクイズの得意な素人なんかよりも、タレントに出演依頼した方がリアクションも面白いし、視聴率も稼げるという事情があるのだろう。

だが、芸能人たちが賞金を獲得するため、クイズの正解不正解に一喜一憂して大騒ぎをするのは、本当に興ざめだ。いくらクイズ番組が好きでも、このような番組は積極的に観ようとは思わない。そんなに一生懸命なフリをしなくても、彼らには出演料としてそれなりのギャラが入ってくるはずである。

すると、クイズミリオネアのように、絶対的に賞金額が大きい場合は、芸能人といえども必死になるのは当たり前ではないか、と思われるかも知れない。それはそうだが、この場合は高所得者に高額賞金獲得の機会をわざわざ与えている、という理由で不快である。かつての経緯から、この機会は視聴者から取り上げられたもの、という認識をしているからである。