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教会ラテン語の予習 [18] 聖霊降臨後第19主日

今度の主日に行われる聖霊降臨後第19主日のミサから。朗読箇所は、エフェゾ人への手紙(4:23-28)と、マテオによる福音書(22:1-14)。

書簡の冒頭でいきなり Renovamini という単語と出くわした。この -amini という語尾は以前から気になっていたものである。というのも、来る待降節に歌うグレゴリオ聖歌 Rorate Caeli の歌詞に、Consolamini, consolamini と繰り返す印象的な部分があるからだ。

これはどうやら2人称複数の受動態で、命令形のようだ。この形は、後でもう一つ出てくる。

 (1) Renovamini spiritumentis vestrae, et ...
 (2) Irascimini, et nolite peccare:

(1)はバルバロ訳で「自分を新たにし」ろとなっているが、直訳は「新たにされよ」ということだ。(2)も同様に受動態的な訳語になっておらず、「怒っても」となっている。ただ、辞書では自動詞しか見当たらず、しっくりとはしなかった。とりあえず、(1)だけでも受け身と感じられるようにしたい。