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教皇ベネディクト16世のポーランド訪問で残念だったこと

ポーランドは前教皇ヨハネ・パウロ2世の出身国であるだけでなく、カトリックの巡礼地としても訪れる価値がある。黒い聖母のイコンがあるチェンストホーヴァのヤスナ・グラ僧院や、コルベ神父が亡くなったアウシュヴィッツ収容所などは有名だ。

先週、そのポーランドを教皇ベネディクト16世が訪問していた間、ずっと気にしていたことがあった。果たしてワルシャワで、イエジ・ポピエウシュコ神父の眠る教会を訪問するのかどうか、ということである。いろいろ調べてみたところ、どうもその形跡は見当たらない。

イエジ・ポピエウシュコ神父は、共産主義体制下のポーランドで連帯運動を支持し、信徒を勇気づけていたため、そのカリスマ性を恐れた秘密警察に暗殺されてしまった。彼の墓は聖スタニスラフ・コストカ教会の庭にあり、現在は殉教者として列福調査中である。

せっかくワルシャワを訪れたのだから、ミサとは言わずとも、せめて花束の1つも置いて墓前で祈りを捧げてくれていたらと思う。そのようにして共産主義の犠牲者を追悼しておいたならば、「解放の神学」を擁護したり、左派勢力とつるんでいる司教・司祭を牽制することができただろうに、と悔やまれてならない。

『信仰について』が再版

今日、四谷のドン・ボスコ社を訪れたら、教皇ベネディクト16世がラッツィンガー枢機卿時代に応じたインタビュー『信仰について』が再版され、店頭に並んでいた。私は知らなかったのだが、何でも教皇選出後1週間もしないうちに再版したらしい。今日の時点ではまだ Amazon でも楽天ブックスでも扱っていないが、ISBN コードは同じようなので、扱いが始まれば今のリンクのままで購入できるようになるだろう。

教皇ベネディクト16世のニックネーム

先ほど入った情報によれば、イタリア人は新しい教皇のことを、Papa Ratzi と呼んでいるらしい。言葉遊びとしては面白いと思うが、いかんせん品が良くない。

教会は誰のものなのか

今や教皇ベネディクト16世となったラッツィンガー枢機卿。正統信仰を持つカトリック信徒からは歓迎されているが、そうでない信徒からは不満の声が挙がっている。選ばれた教皇によっては、その正反対の反応もあり得たわけだが、そうであっても、これはカトリック教会内の問題である。

だが、マスコミの論調からは、新しい教皇を「保守派」として否定的に扱っている印象を受ける。あるラジオのパーソナリティとコメンテーターは、非常に残念そうにこのニュースを伝えていた。どうも彼らにとっては、カトリック教会がその教義を捨て去り、この時代の価値観に迎合することが理想であるらしい。全く不愉快な口出しである。

ラッツィンガー枢機卿が教皇に就任

ドイツ出身で元教理省長官のラッツィンガー枢機卿が19日の投票で新しい教皇に選ばれ、ベネディクト16世を名乗ることになった。この日がドイツ人の聖人教皇レオ9世の祝日に当たっているのは、単なる偶然ではないように思われる。

今日は何の日

今日は、次期教皇の候補にも挙げられているラッツィンガー枢機卿の誕生日である。それにしても78歳という年齢は気にかかる。

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