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堀江社長逮捕を受けて

ライブドア社長の堀江貴文氏がとうとう逮捕された。この先、仮に起訴されなかったとしても、限りなく不正に近い手段を用いたことで、社会的信用を大いに失うことは避けられない。

それにしても、これまで堀江氏を持ち上げてきた人たちは今何を思っているだろう。何しろ、陰で大麻を所持していたとかいうようなことではなく、本業で逮捕されているのである。彼の言動とビジネスの手法は密接に結びついており、それが今回の騒ぎにも関わっているだけに、釈明の難しいところである。

それでも、堀江氏に期待し、本心から讃えてきたのならば、まだ救いはある。友人ならば、変わらぬ友情と支援を誓うのもいいだろう。

だが、もしも、「頭が固い」「考えが古くさい」「老醜」などと言われたくないがために、この型破りな青年社長を礼賛したのだとしたら、何とも恥ずかしいことである。散々言われながらも、この堀江社長をことごとく切り捨てた「ナベツネ」こと渡邉恒雄氏の姿勢が清々しく思える。

ライブドア事件報道に思う

今回のライブドア騒動が始まってから、それほど日が経ったわけではないのだが、早くも飽きてしまった。テレビは、新しい情報が入ったと言っては5分も10分も使って、時にはコマーシャルの後まで引き延ばして報道するが、視聴者が得ることのできる本当の新情報は、ごくわずかなものに過ぎないことが多い。こんな報道に釣られている場合ではない。次に注目すべき動きは堀江社長の逮捕だろうから、私としてはその日まで静観したい気分だ。

和解したということは

ライブドアがフジテレビと和解した、という報道があった。ライブドア側は「和解」と言う表現は使わないようだが、世間では一連の過程を「敵対的買収」と見ている、ということであろう。一件落着とは言うものの、相対取引疑惑はどうなったのだろう。これも交渉の過程の中で不問になったのだろうか。

「株主」とは誰のことか

ライブドアによる買収攻勢を受けて、ニッポン放送がありとあらゆる手段を使って抵抗しようとしている。それ自体は当然であろう。ただ、この間の新株予約券にしても、現在考慮中のポニーキャニオン売却にしても、やり方に問題は残るが。

これに関して、「株主からの反発が予想される」と解説する人たちがいる。しかし、この表現には非常に違和感を覚える。いろいろな株主がいるのだから、そのような抽象化は馴染まないのではないか。しかも、ライブドアとフジテレビという、意向の全く異なった大株主がいる状況ではなおさらだ。

もちろん、「ライブドアを含めた一部の株主」などのように、修飾語を用いてより正確な表現に直せば問題はない。だが、このような強引な抽象化や一般化に気付かないことは、日常に多々あると思われる。欲しい物をねだる子どもだって言うではないか。「友だちはみんな持ってるよ。」

仮処分に騒ぎすぎでは

昨日の東京地裁の決定により、ニッポン放送が発行しようとしていた新株予約券が差し止められた。マスコミ各社が大ニュースのように報じ、今後の展開をいろいろ議論している。だが、何か忘れていないだろうか。

それは、ライブドアが時間外取引でニッポン放送株を取得するに当たって、事前交渉があったのではないかという疑惑だ。噂の域を出ないが、いくつかそれを裏付けるような情報も入ってきている。もし違法性が認められれば、今回の仮処分以上に「勝負」の行方を左右するように思う。すでにニッポン放送側は証券取引等監視委員会などに調査依頼しているが、この経過についてはあまり報じられていない気がする。

堀江社長を応援するなら

今日の「報道ステーション」は、ライブドアの堀江社長を取り上げるらしい。おそらく本人が出演するのだとは思うが、確証はないし、調べてもいない。テレビ欄の文面を見る限りでは、好意的に取り扱うようだ。それほど堀江社長を買っているのなら、テレビ朝日はいっそのこと提携を持ちかけたらどうなのだろうか。

改めて考えさせられたラジオというメディア

ライブドアの「乗っ取り」に抵抗すべく、ニッポン放送の社員が声明を出した。その中の、「堀江社長の発言にはリスナーに対する愛情が全く感じられない」というのは、本当に見事な文句だ。仮に社員たちが自分たちのことを棚に上げているのだとしても、リスナーのことを考えたら、分が悪いのは堀江社長の方だ。

よく考えてみれば、ラジオは本体が安価だし、契約料も月々の基本料も要らない。リスナーはたまに電話をかけたりハガキを書いたりするだけで、完全に番組の企画に参加できる。そこにIT産業がどう絡んでいくというのだろう。パソコンや携帯電話を持っているかどうかで、ラジオの楽しみ方に差が出てしまうのだとしたら、全くリスナーのことを考えていないと言わざるを得ない。

創業の精神はいずこへ

三井住友と大和証券が合併へ動き出した。前者には口座を持っているはずだが、利用していないので特に何の影響もない。また、日本で世界で何番目のメガバンクになろうとも興味はない。ただ、こんなに合併を繰り返した企業では、創業の精神はどうなっているのかが気になる。

また、ライブドアの堀江社長が、ニッポン放送を、そしてフジテレビを乗っ取ろうという動きを見せている。もしも買収されてしまったら、どのように創業の精神を保つのか、あるいは失われるのかも、併せて気になるところだ。

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