記事一覧


リメンバー天安門

17年前の今日、中国の北京で天安門事件が起きた。これについて昨年も何か書いたような気がして日記を見返していたら、短いけれどもやはり書いてあった。その件については繰り返さないようにしておこう。

さて、6月4日はまるで記念日のようになってしまった感があるが、年に1回悲劇を思い起こすだけでは十分とは言えない。もっと必要なのは、中国は非武装のデモ隊に対しても銃を向けるような国だと、認識を改めることだ。警察官が凶悪犯に発砲するだけでも適切だったか否かが議論となるような日本人のデリカシーは、天安門事件を語るときにこそ発揮したらいいのではないだろうか。

related page(s) 中国

例え話

今年の衆院選の前に、亀井議員が小泉総裁をヒトラーよりも悪いと発言して顰蹙を買ったことがあった。その時のメディアや評論家の反応は、「外国人記者の前でヒトラーを例えに持ち出すなんて」といったようなものだったと記憶している。例え部分的に通じるものがあったとしても、ヒトラーという名前は比喩には相応しくないほどインパクトがあるらしい。

先日、中国の李肇星外相は小泉首相の靖国参拝をヒトラー追悼に例えた。これに対して、安倍官房長官は「違和感を覚える」と返したことも報じられた。厳密に言えば、亀井発言と李発言とではズレがあり、対象が正確に対応しているわけではない。だが、亀井氏を批判した人たちは、ヒトラーという名前を用いたことに反発していたはずだ。果たして李外相の発言にはどのような論評をしたのだろうか。

related page(s) 中国 偏向報道

「反日」で駄目なら「抗日」を

小泉首相の靖国神社参拝が近づいていることを受けて、中国ではまた反日の気運が高まっているらしい。日本人はこれを「反日」教育の成果と呼ぶが、中国人はあくまで「愛国」教育と言い張る。かつて「朝まで生テレビ」でこの話題になったとき、中国人女性ジャーナリストが「あれは愛国教育です」と言い返していたことがあった。

実際のところ、その「愛国」教育の中身が反日なのだから、反論にはなっていない。とはいえ、そのようなところを突かれても、中国人はそう簡単に引き下がらず、平行線を辿るだけである。ならば、「抗日」教育と呼ぶのがいいだろう。これならば中国でも使われている言葉であるから、中国人も否定するのは難しいのではないだろうか。

P.S. 後に「抗日online」というネットゲームを開発していることが報じられた。

related page(s) 中国

もう「中国」と呼ぶのは止めたい気分

これから述べることは、何も「中国」に代えて「支那」という呼び方を普及させようというものではない。私は、「支那」は蔑称ではないという説を強く強く支持する者ではあるが、自分自身ではそれほど頻繁に使っているわけではない。理由の一つは、あまりにも「中国」に慣れているからである。もう一つは、どうしても文句の言いたくなる国なので、非難めいた文脈の中で「支那」を用いざるをえず、そうすると「蔑称ではない」という主張が嘘っぽく思われるからである。

私が指摘したいのは、我々が普段「中国」と呼んでいるものの実態は、共産党政権である、ということだ。日本人の多くが、日本の共産党もその亜種である社民党も支持していない、という事実を思い出さなくてはならない。ましてや共産主義体制を望んでいないことも。

そう言うと、そんなことは分かっている、と反論があるかも知れない。だが、分かっているはずのことでも、「中国」という名称を使うと忘れてしまうのである。抽象化され、世界の国々の中の一国になってしまうのである。

小泉首相の靖国参拝をめぐって、中国との関係が悪化するのを避けるため控えた方がいいという声が、国内にある。しかし、肝心の「中国」とは何であるのか、よく考えての発言とは思えない。一度、「中国」を「共産党」と言い換えてみてほしい。そうすれば、自分が言っていることの客観的な意味が理解できるのではあるまいか。

related page(s) 中国

天安門の悲劇から16年

天安門事件から今日で16年になる。当時中国語にも多少色気があり、第二外国語として学んでいたのだが、この事件で中国(正確には共産党政権だろうが)には興味を失った。以来中国語は、単位のためだけに履修を続けたものだ。

related page(s) 中国

靖国参拝はそれほど大きな問題か

今日もまた各テレビ局が「靖国参拝問題」を大々的に取り上げたことであろう。そしてまたいつものように、ある者は頼まれもしないのに中国の立場を代弁し、またある者は実際に通用するか否かを一顧だにせずに「大人の対応」を訴えたことであろう。

しかし、首相の靖国参拝は中国にとってどれほどの脅威なのか。軍事的にも経済的にも、直接の被害など生じはしないはずだ。せいぜい中国に於ける反日教育に相当する内政問題であり、互いに「遺憾」と牽制し合えばいいぐらいのものだ。靖国参拝程度のことで日本側に譲歩を求める者たちは、油田開発のように利害が衝突する局面になったら一体何を言い出すのだろうか。

related page(s) 中国

日中関係について思う

ここ数日、靖国参拝への反発だとか、副首相の会談キャンセルだとか、日中間の緊張を伝える報道が続いているが、いつの間にやら静観できるようになってしまった。確かに、日本が中国の機嫌を損ねる度に、中国側は「日中関係が悪くなる」と言ってくる。日本人の中にも同調する人たちがいる。

だが、そうなったとして、日本側にどのようなデメリットがあるのか、さっぱり思いつかない。国連常任理事国入りなど、無理して認めてもらう必要などないし、新幹線も買ってもらわなくて結構だ。むしろ、中国人民にも知らされず、もちろん感謝もされないODAの停止を決断するよい機会だと思う。

related page(s) 中国

起きなかった反日暴動

昨日は中国国内で反日暴動が起きるのではないかと予想されていたが、どうやら何ごともなかったようだ。理由は単純で、当局が本気で押さえ込む気になったからであろう。だが、暴動ではなく、デモそのものを起こさせなかったことは興味深い。中国においては、デモと暴動は同じものであり、整然とデモだけをさせることは不可能なのだろう。

related page(s) 中国

苦しいときの・・・

ネタのない時は、朝日新聞か中国・韓国・北朝鮮に触れてお茶を濁しているのではないだろうか。もしもそのように指摘されたら、反論するのは難しい。しかし、何か一言言っておきたいような話題が、毎日のように現れるのも確かだ。

ところで、明日の12時から、中国大使館前で抗議デモが開催される。当然のことだと思う。参加できる人は大いに声を挙げてほしい。ただし、中国との民度の差を示す機会でもあるから、投石などの行為は厳に慎んでもらいたいものだ。

ただ、もしも不幸にして「一部の不心得者」が出てしまった場合、中国と同じ理屈を使って、中国側に反省を求めることは可能だろうか。また、日本側がそのような出方をした場合、中国はどのように反応するのか、仮定の話ながら興味がある。

related page(s) 中国 憂国

日本人は覚醒できるか

中国国内での反日暴動は今週末にも行われる動きだ。このため、中国旅行をキャンセルする人も増えているという。恐らくは単に安全上の理由からだと思うが、これを機会にこの国の本質にも気が付いてほしいものである。というより、ある程度の年代なら天安門事件で、最近でもサッカーのアジアカップにおける騒動で気が付かないといけなかったのだが。

related page(s) 中国 憂国

ページ移動