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春の特番の季節

この時期になると、テレビ各局では2時間3時間の番組が数多く組まれる。いつも放映している番組の放送時間を引き伸ばしたものはまだ観られるのだが、この時期のために作られた特別番組となるとあまり観たいとは思わない。

それでも、うっかり予告編を見てしまったりすると、続きや結果の気になる場面も多々ある。しかし、それを知るためには長時間テレビと付き合わねばならない。いよいよというところでコマーシャルが入る。そうしてさんざん焦らされて、ようやくお目当てのシーンとなるが、必ずしも期待ほど満足できるとは限らない。警戒が必要である。

朝生は第二の「皇室典範会議」か

毎月最終金曜日の深夜とほぼ放送日が決まっている「朝まで生テレビ」だが、いつもいつも当日になって気が付く。今日もまた例外ではなかった。

今回のテーマは「激論!天皇」とある。これは議論のテーマだから、敬称を略したのではない、と言えばそれまでだが、私の語感では後味が悪い。

それはさておき、私の知る限り、今回のパネリストは女系容認派が過半数を占めているようだ。皇室典範に関する有識者会議は、座長を始め門外漢の寄せ集めだと批判を受けたが、今夜の朝生も大した違いはないように思う。特に「座長」の人選が良くない。

議論のポイントは結局のところ、旧宮家の復活は是か非か、という1点であろう。皇統の維持にこれほど有力な案はないと思うのだが、以前にこの番組で取り上げたときには、「それだけはダメだ」といった感じでまともな反対理由は聞けなかった気がする。

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逃げ腰の朝日新聞

皇室典範改正についての三笠宮寛仁親王殿下の発言に対し、一昨日の朝日新聞は、社説で「皇族として守るべき一線を超えている」と非難した。案の定、昨日の産経新聞が、「『言論封じ』こそ控えては」と朝日を攻撃した。今日、朝日新聞がどのような反論をするのかと期待していたら、産経新聞の名前は挙げずに「冷静な議論を望みたい」とはぐらかされてしまった。どうやら社説での応酬は避けたいようだ。

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人の心は金で買えるか

ライブドアの「元」社長となった堀江氏はかつて著書の中で、「人の心は金で買える」と主張したらしい。あまり品があるとは言えない発言だから、反発する人も多いだろう。しかし、金で心が動かされる人もいるのだから、あながち間違いとは言えない。

ただし、巧みに真実を突いている格言でも、あらゆる場合に適用できるわけではない。堀江氏の言葉が正しいと言えるのは、彼が交際する範囲だけのことである。それ以外の、大多数の国民の心は、買われることがなかった。そして、贅沢な生活をしていた堀江氏が拘置所で過ごしていることを面白がっているのだ。

堀江社長逮捕を受けて

ライブドア社長の堀江貴文氏がとうとう逮捕された。この先、仮に起訴されなかったとしても、限りなく不正に近い手段を用いたことで、社会的信用を大いに失うことは避けられない。

それにしても、これまで堀江氏を持ち上げてきた人たちは今何を思っているだろう。何しろ、陰で大麻を所持していたとかいうようなことではなく、本業で逮捕されているのである。彼の言動とビジネスの手法は密接に結びついており、それが今回の騒ぎにも関わっているだけに、釈明の難しいところである。

それでも、堀江氏に期待し、本心から讃えてきたのならば、まだ救いはある。友人ならば、変わらぬ友情と支援を誓うのもいいだろう。

だが、もしも、「頭が固い」「考えが古くさい」「老醜」などと言われたくないがために、この型破りな青年社長を礼賛したのだとしたら、何とも恥ずかしいことである。散々言われながらも、この堀江社長をことごとく切り捨てた「ナベツネ」こと渡邉恒雄氏の姿勢が清々しく思える。

ライブドア事件報道に思う

今回のライブドア騒動が始まってから、それほど日が経ったわけではないのだが、早くも飽きてしまった。テレビは、新しい情報が入ったと言っては5分も10分も使って、時にはコマーシャルの後まで引き延ばして報道するが、視聴者が得ることのできる本当の新情報は、ごくわずかなものに過ぎないことが多い。こんな報道に釣られている場合ではない。次に注目すべき動きは堀江社長の逮捕だろうから、私としてはその日まで静観したい気分だ。

紅白歌合戦について

大晦日に放送される、NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表された。どうせ観るつもりはないので、顔触れには全く興味がない。それよりも、いつまでこのスタイルを続けるのか、という思いの方が強い。

かつて「ベストテン」「トップテン」などの歌番組が盛んだった頃は、その番組の最初から最後まで通して見たものだ。小学生には退屈としか思われないはずの「奥飛騨慕情」でさえもきちんと聴いたものだった。それだけ個々の歌が大衆的だったのか、それとも単にリモコンがなかったからなのかは判然としないが、とにかく番組の最後までチャンネルを変えることはなかった。

だが、昔と今とでは、視聴者の嗜好はかなり変わった。聴き手の守備範囲が狭くなり、好みの音楽以外はあまり受け付けない。そのような状況で、様々な世代の様々な歌手を一つの番組に出演させたところで、とても視聴者は付き合えない。

伝統ある番組なのだから、もう終わりにしろとは言わない。ただ、途中でチャンネルを変えさせないためにも、国民の誰にとっても「今年の歌手、今年の歌」と感じられるものを、番組作りの基本に据えてほしいものだ。

出演者だけでなくアンケートも酷い「朝生」

今夜の「朝まで生テレビ!」は改憲問題を取り扱う。タイミングとしては悪くない。しかし、パネリストの顔ぶれは相変わらずで、差し替えで出てくる面々も憲法問題を話し合う論客としては劣化している。

社民党からは保坂展人が出演するが、仮にも弁護士である福島党首の代わりとしては冴えない人選だ。小森陽一は護憲であるという立場を差し引いても、討論中の態度が不愉快な男である。以前にも憲法がテーマになったときに出ていた。どうやらテレビ朝日としては護憲でありさえすればよいらしい。

また、アンケートの質問も酷い。「現在の憲法第9条を変えるべきだと思いますか?」はまだいいとして、「自民党の改憲案に賛成ですか?反対ですか?」にはどう答えればいいのだ。改憲案は多項目に渡るもので、丸飲みで賛成する人などいるはずがない。だからと言って反対と答えれば、鬼の首を取ったように、「自民党案には反対の声が多い」などと言い出しそうな気がする。これから回答しようとする人がいたら、無理にでも賛成と答えた方がいいだろう。

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議員も議員だが

衆院選の比例区で当選してしまった自民党・杉村太蔵議員の言動が話題となっている。先ほどもテレビで、杉村議員を追い回している映像を見かけた。その画はまるで芸能ニュースのように思えた。聞くところによると、記者会見まで開いたらしい。

ほんの少し前までマスコミは、「日本の将来を決める選挙」などと、お決まりの文句とはいえそれなりに選挙を真面目に考えた報道をしてきたはずである。それが、いざ選挙が終わると、何の影響力もなさそうな新人議員から社会科見学の感想文みたいなコメントを求めている始末だ。こういうものは、なるべく見ないようにするのが、精神衛生上よさそうだ。

もっと大きな問題を忘れていないか

朝日新聞が虚偽の記事を書いた記者を解雇したという記事を見かけたので、とうとうあのNHK番組改編報道に絡んだ捏造疑惑も決着したのかと思いきや、別の記事だということを知ってがっかりした。

報道の影響力からすれば確かに社会的問題ではあるけれども、罰を受けるべき者が罰を受けたという意味では解決しており、何か波紋を呼ぶといったような性質のものではない。だがこれをきっかけに、NHKと自民党議員を巻き込んだ1月の疑惑を思い起こしてもらいたいものだ。

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