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遺骨返還の要求は何のためか

北朝鮮が横田めぐみさんのものとして提出した遺骨は、別人のものであると先日鑑定された。が、その遺骨を返せと北朝鮮が言っている。あらためてとんでもない国だと言わざるを得ない。彼らが遺骨を必要とするはずはないし、何らかの鑑定ができるというものでもなかろう。つまりは、何でもいいから要求をしさえすれば、それが履行されていないことを楯にして、交渉を有利にすすめることができる、という思惑なのだ。

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北朝鮮はどう出るか

金正日は経済制裁を回避するために、どのような手を打ってくるだろうか。考えられるのは、拉致被害者数名を帰国させることをほのめかすことである。この話に飛びつこうとする議員は少なからずいるだろう。同様に国民の中にも、長年取り戻せなかった邦人を少しでも取り戻せるならと、この提案を受け入れようとする人々が出てくると思われる。だが、そのように国論が二分したら、北朝鮮の狙い通りである。このような話が出てきても、決して乗ってはいけない。家族会の方も妥協をしないはずである。「例え今回は戻ってこられなくなったとしても、決して北朝鮮の条件をのまないで欲しい」と、その覚悟のほどを見せるだろう。

経済制裁の代案

北朝鮮への経済制裁発動を求める声がある一方で、慎重論も根強くある。冷静な人がいるというのは、行きすぎを抑制することができるという意味では歓迎すべきだが、それも内容次第だ。ある慎重派コメンテーターは「ねばり強く交渉を続けるべき」と言うが、それは今までやって来たことであり、それでは埒があかないから一段上の手段を採ろうという話になっているのが分からないようだ。今回、遺骨が別人のものと判明し、誰の目にも北朝鮮の不誠実さが明らかになったが、このような交渉を単に継続するだけで相手の態度に変化が顕れることを期待するなど、楽観以前の問題だ。

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迷わず経済制裁を

北朝鮮から持ち帰った横田めぐみさんのものとされる遺骨は、予想通り別人のものと判明し、これで経済制裁への気運も高まったようだ。北朝鮮からの軍事的報復を怖れる人もいるようだが、それはアメリカ軍による空爆を誘発するだけである。飛行機が怖くて乗れず、モスクワに行くにも鉄道を使ったような男が、そのような危ない橋を渡るだろうか。亡命するといっても、このような厄介者を引き受ける国があるとは思えない。とは言うものの、今の韓国ならば案外「入玉」できるかも。

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報道ステーション

曽我ひとみさんの一家が佐渡に着き、記者会見が行われた。その模様をTV朝日の報道ステーションで観た。これまでの経緯も短い時間のなかによくまとめられ、司会の古館氏を含め同情的な雰囲気は感じられたものの、この番組が北朝鮮への経済制裁を求める国民集会(9月17日)を完全に無視したことは忘れてはならない。

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写真と言えば

横田めぐみさんの偽造写真が話題になっている一方で、忘れてはいけないのが「特定失踪者」藤田進さんの写真のことである。脱北者から手に入れたというこの写真は、専門家の鑑定によってほぼ本人に間違いないとされた。しかし政府は拉致被害者としての認定には慎重で、現像液等を鑑定する必要があるとのことだった。あれから3ヶ月以上経ったが、その鑑定結果は聞いた覚えがない。

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北朝鮮に誠意なし

日本の代表団が北朝鮮から持ち帰った横田めぐみさんの写真が、偽造されたものであるということが判明した。自分で確かめるまでは、そういう疑いがあるという指摘だろうと思っていたが、問題となっている部分を見たらすぐに偽造と確信できた。この一件を以てして経済制裁すべし、というものでもないが、北朝鮮に誠意があるかどうかの判断には十分だろう。それでも、小泉首相を含め、経済制裁に慎重な議員たちは、どこかしらに北朝鮮の誠意を見つけたいらしい。

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圧力なしの対話は無意味

日朝実務者協議の成果は皆無と言って良いだろう。協議の前から経済制裁のプレッシャーをかけておかない限り、望む結果が引き出せるはずがない。北朝鮮が経済制裁を避けるための基準を、日本側が明確に示しておく必要があったのだ。

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あれから2年

2年前の今日、北朝鮮に拉致されていた邦人5人が帰国した。その後、被害者の家族5人が、次いで3人が日本の土を踏んだ。これを小泉首相の実績として評価しないわけではないが、それは過去の栄光と呼ぶべきものである。なぜなら、最初の5人以降、まる2年の間、肝心の拉致被害者はただの1人も戻ってきていないからだ。今は、拉致問題に関する限り、ほとんど期待できない首相である。にもかかわらず、家族会は感謝が足りないだの、批判をするべきでないだのと言う人は、被害者とその家族の帰国を、文字通り昨日の出来事のように思っているのだろう。

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(無題)

今回の北朝鮮訪問で曽我ひとみさんの家族の帰国が実現しなかったことは残念だ。これはアメリカによる訴追を怖れるジェンキンス氏の意向であった。

日本に行けばアメリカは引き渡しを求め、日本はそれに応じざるを得ない。そのために、結局は第三国で会わせるということに落ち着いたようだ。

しかし、たとえ日本の空港に連れてきても、入国審査を済ませない限り、日本に入国したことにはならないはずだ。羽田周辺のホテルの1フロアを借り上げ、一種の「トランジットホテル」とし、そこに泊めるという方法も可能ではなかったか。ジェンキンス氏の行動範囲は大幅に制限されるが、家族との面会くらいは許されよう。その後のことは家族で話し合えばよい。そんなことを、今さらながらに考えた。

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