日記(北朝鮮)

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2006/12/13

diary 映画「めぐみ」が一部映画館で早くも上映終了へ

年末年始のいわゆる「正月映画」が話題になる今日この頃、拉致被害者救出活動に携わる人たちが注目している映画「めぐみ−引き裂かれた家族の30年」が、押し出されるかのように、一部映画館での上映が打ち切られる。

あまり人が入っていないので打ち切りが心配だ、という声はちらと聞いたが、そんなに早いとは思っていなかった。しかし、こうなった以上、全国の救う会は地元の映画館の支配人と交渉して、持参すると料金が割引になるチラシの発行を認めてもらうとか、署名用紙を持っていったら半額にしてもらうとか、何かしら手を打ってほしいものである。

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2006/11/11

diary さいたま市の朝鮮総連施設も課税へ

さいたま市が市内の朝鮮総連施設への固定資産税減免措置を撤廃したという知らせは、友人から聞いた。課税は12月分から始めるとのこと。救う会埼玉が質問書を再三さいたま市長宛に送っており、それが効を奏したということになるだろうか。

ただ、今になって課税を決定した理由の説明は、あまり出来がいいとは言えない。北朝鮮が拉致問題の解決に当たって不誠実なのは今に始まったことではないし、核実験が問題にしては時間が経ちすぎている。それに両者とも施設の公益性とは全く関係がない。決定は大いに歓迎するが、それだけは言っておきたい。

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2006/10/09

diary 北朝鮮の核実験は「真珠湾攻撃」となるか

もうご存じの通り、北朝鮮が核実験を行ったことを発表した。北朝鮮側のメリットが何なのか、およそ見当も付かないが、それなりの計算があって行ったことであろう。

これで国際世論も北朝鮮に対して一層厳しくなり、これまで以上の勢いで制裁の方向へと向かっていくだろう。今回の核実験はまるで、アメリカに参戦の口実を与えた真珠湾攻撃のようでもある。この先、どういう展開があり、どういう結末が待っているのかは分からないが、何かが大きく動き出した感じがする。

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2006/09/28

diary どうにも払拭できない中川秀直幹事長への不信感

自民党の新しい幹事長に中川秀直氏が就任した。それ相応の実力者であることを認めるのに吝かではないが、少々心配な人選である。というのも、中川議員は、国会対策委員長を務めていたときに、拉致問題特別委員会の設置に消極的だったと聞いているからだ。果たして安倍総理は、どこまで分かった上で起用しているのだろうか。

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2006/09/27

diary 官房長官および拉致問題担当の塩崎恭久氏とは何者か

安倍新内閣の官房長官として塩崎恭久議員が入閣し、同時に拉致問題の担当相となった。拉致問題のために大臣が任命されたことは喜ばしい。だが、その人物の名は正直言って知らなかった。どのような人であろうか。

そこで、私が無知なのか氏が無名なのかを確認すべく、メーラーに保存してある「救う会全国協議会ニュース」のバックナンバーに検索をかけてみた。すると、過去2年と少しの記事の中で、ただ1度名前が出ただけである。知らないのも無理がない、と勝手に納得した。ちなみに、拉致議連*所属かどうかは確認できなかった。

しかしながら、拉致問題担当相は被害者家族と直に接する役目であり、何より安倍内閣の目玉の一つでもある。ここは総理の人選を信頼しようと思う。

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2006/09/13

diary 拉致問題のドラマとその出演者について

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの半生を描く『再会〜横田めぐみさんの真実〜』(10月3日21時放送予定)というドラマを、日本テレビが製作していると知った。子供の頃のめぐみさんを、評判の子役が演じるということが話題の中心になってはいるが、拉致問題を取り扱ったドラマが放映されること自体は歓迎したい。

ただ、この手のドラマに出演した芸能人が、撮影をきっかけに被害者救出活動に協力してくれるようになったという話を、これまで聞いたことがない。本業が忙しいのかもしれないが、かのアメリカ大統領すら「人権の問題で時間が取れないほど私は忙しくない」と語っているのだ。ドラマづくりを通して何か思うところがあったならば、署名活動や集会の場に、短い時間でいいから顔を出してはくれないものだろうか。

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2006/07/05

diary 経済制裁で金正日は自暴自棄になるか

政府が(小泉首相がと言うべきか)あれだけためらっていた経済制裁が、北朝鮮がミサイルを発射したことにより、すんなりと発動された。あの万景峰号も入港できなくなるとのことだ。経済制裁を要求し続けてきた者としては、歓迎する以前に拍子抜けした、というのが率直な感想である。

さて、今後も経済制裁で追いつめていくと、自暴自棄になって何をしてくるか分からないと、日本国民を「脅す」評論家もいる。確かに、そういう可能性もないとは言い切れない。

だが、物事には順番がある。金正日にとって、何としても死守したいのは現在の体制である。そして、それ以上に自分とその家族の命が大切である。軍事行動を起こせば必ず米軍の攻撃を招くから、両者をいきなり危険に晒すわけである。もちろん、亡命して世界のどこかで生き残るという道も断たれる。それを考えたら、いくら何でもまだ他にすることがあるはずだ。

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2006/06/30

diary 北朝鮮の不誠実を責めているようであっても

金英男氏の記者会見に対するマスコミの反応は、彼が北朝鮮の望む内容を喋らされていた、というもので、まあまあ足並みが揃っていたようだ。

朝日新聞社説の、「これでは日朝国交正常化といっても、世論に受け入れられない」という一文も、一見、この流れに沿った意見のように思われる。北朝鮮の不誠実な態度が日朝国交正常化を阻んでいるのは間違いない。

しかし、見方を変えると、正常化交渉に入れないのは、家族会・救う会の強硬な姿勢が原因だとも言える。事実、北朝鮮側はそう思っていることであろう。

もちろん、私は家族会側に妥協を求めているわけではない。むしろその逆である。ただ、ここで言いたいのは、日朝国交正常化を望む人たちにとっては、拉致問題がその障害に思えてもおかしくない、ということである。

だから、この会見を扱った番組や記事の中で、「これでは国交正常化どころではない」とコメントした人たちが、本当に拉致を憎み、被害者家族に同情しているかどうかは、怪しいと言わざるを得ないのである。

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2006/06/28

diary 北朝鮮の思うつぼにはまる韓国の拉致被害者家族

今日、北朝鮮に拉致されたと見られる金英男氏と、その母親との面会が実現した。再会劇は北朝鮮の思うがままに演出されたに違いない。その対価(いわゆるツケ)は、何らかの形で支払ったか、あるいはこれから支払うことになるのだろう。

会うことさえできればいいというのは、返さなくてもいいと言ってるのと同じだ。しかし、日本も後何年かすれば、「死ぬ前に一目会いたい」と言い出す被害者家族が出てこないとは限らない。今回の二の舞にならぬよう、北朝鮮に時間稼ぎをさせてはならない。

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2006/05/28

diary 行ってきた国民大集会

今日の午後は、日比谷公会堂で行われた国民大集会に行ってきた。正直なところ集会は飽きてきていたので、行こうか行くまいか悩んだが、支援者同士の交流も大切ということで、無理して行くことにしたのだ。

今回は、拉致議連*の国会議員たちも相当気合いを入れていたようで、ほとんどの議員が、議員としての立場からというより、自らの信念を語っていたのが印象的であった。韓国の家族会代表や国会議員やジャーナリストの話も聞くことができ、しかも私が期待していたより興味深かった。

また、今日は家族会の主要メンバーが先約である水戸の集会に出ていたため、話をする時間はほとんどなかったが、これまでも十分に家族の話を聞いてきた自分としては、バランスが良かったと思った。

もっと書きたいこともあるのだが、今日はこれまでにする。明日以降、気が向いたら詳報を書くかも知れない。

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2006/05/11

diary 北朝鮮の妨害電波と日本政府の対応

特定失踪者問題調査会が運営する北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」に対し、北朝鮮側からジャミングと呼ばれる妨害電波が出されていることが判明した。安倍官房長官もこれを明らかにし、記者会見で遺憾の意を表明した。

しかしながら、日本政府はこの放送に関わっておらず、資金援助も当然していない。それ以前に、この短波放送を含めた一連の運動は、本来は国が行うべきものであるにも関わらず、民間の団体がカンパを集めて行っているのが実状だ。北朝鮮に対して黙っているわけにもいかないが、このような事情では日本政府が何を言っても迫力を欠いてしまう。

この件は、拉致議連*に所属する安倍議員だからこそ、わざわざ取り上げてくれたのだろう、一言言ってくれたのだろう、と理解している。だが、もしもこれが安倍議員以外の、例えば前官房長官の細田議員の発言だとしたら、全く同じように受け止めることはできなかったと思う。本当はその方が、拉致問題に関する政府の取り組みの問題点を浮き彫りにしたかも知れないと思うと、複雑な思いだ。

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2006/04/21

diary おい、金正日!

政府が拉致問題解決に向けて作ったというポスターの図柄を、今日になって初めて見た。キャッチフレーズの「拉致 日本は見捨てない」の方は、産経新聞のコラムで酷評されていたのを読んだが、デザインはさらに酷いものだった。

その構図は、拉致被害者の片方の靴が道に残されている、というものだ。まず、このセリフを誰に喋らせているのかがよく分からない。また、拉致被害者救出運動のシンボルカラーである青系統が、避けたかのように使われていないことも気にくわない。日本の決意が示されているどころか、無気力ささえ感じた。

それにしても、これは拉致が起きた後のどの場面を捉えたものなのだろうか。靴が片方落ちているのを見つけただけでは、拉致かどうかも不明のはずだ。どちらかと言えば、第一発見者が、この靴はどうしたのだろうか、誰かが落としてしまったのだろうかと、不思議がっている段階の絵である。少なくとも、主人公の刑事が「絶対に取り戻す」と決意をするような場面ではない。

いっそのこと、とある指名手配のポスターのように、金正日の顔写真に、「おい、金正日!」とか、「拉致被害者を帰せ」とかのコピーでも載せた方がいい。単なるパロディーで独創性はないが、はるかにメッセージ性はある。

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2006/04/18

diary 韓国人の考える拉致問題の解決とは

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫である可能性の高い金英男氏の母親が、韓国国会の聴聞会に出席した様子を、テレビで観た。日本の横田さん夫妻、有本さん夫妻も高齢ではあるが、もう82歳にもなる老母の訴えはさらに悲痛なものであった。

ただ、テレビの編集のせいなのか、「息子に会いたい」と繰り返すばかりなので、まさか板門店で面会することを念頭に置いているのではないだろうかと心配になった。海を隔てた日本人には被害者を帰国させることしか思いつかないが、韓国では必ずしもそうではないことを気付かされた。

老いた母親は自分の思いを口にしただけだと思いたい。しかし一方で、拉致問題解決の糸口がなかなか見出せないとなると、板門店で面会という妥協案に流されてしまう韓国人は少なからずいるのではないだろうか。杞憂であってほしいのだが。

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2006/04/12

diary 拉致関連のイベントは宣伝をしっかりと

昨日渋谷で拉致被害者家族と救う会とが街宣活動を行ったことを、今日になって知った。最初は、何故東京の行事なのに今まで知らなかったのか、何故救う会は事前に宣伝をしないのか、と思ったのだが、どうやら北朝鮮外務次官の金桂寛が来日したことを受けて緊急で開催したものらしい。そう言うわけで、この件については事情を理解して納得した。

だが、この頃気になることもある。私はこれまで、拉致関連の集会情報は主に電脳補完録というサイトのカレンダーに寄せられた情報を頼りにしてきた。しかし、ときどきいくつかのイベント予定が書き込まれていないことがあるのだ。そして、書き込まれているものも、いくつかはサイト管理人が代行しているという状態だ。

私も含め、集会や署名運動に関わっている者は、宣伝の責任者であるなしを問わず、取りあえず書き込みしてみたらいいと思う。バッティングしたら譲ればいい、というくらいの気持で。

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2006/02/11

diary 映画に初出演か

北朝鮮による拉致被害者である横田めぐみさんと、その救出運動を題材とした映画「拉致−めぐみ物語」の予告編を観た。すると、ほんの短い時間ではあったが、この運動に関わっている知り合いが写っていた。増元照明氏の選挙運動や、国会前の座り込みの映像もあるので、本編では私もどこかに写っている可能性がある。果たして映画デビューなるか。

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今、私たち家族にできることは、政府に対して救出を訴えつづけていくことしかありません。 ― 横田早紀江


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